文学名言集


        

      

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし

20年余り一緒に過ごしてきた愛猫の茶太郎が,亡くなりました。
忘れかけていた世の中の無常を感じています。
普通に生きていること自体が本当は有難いことことなんだ思います。
最近惰性で生きてきて,こんな時しかホームページの更新もやりませんが,
茶太郎のために,茶太郎ギャラリーを更新します。
与太郎&茶太郎日記をご覧ください。
私の自慢の猫でした。
出会ったその日から一目惚れでした。
一緒に過ごしてみてまた惚れ直しました。
2018.8.11 by kazuhir
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和歌 作者
浮き雲のうきてただようさまこそは
         浮き世の陰とみるばかりけれ
勝海舟?
晴れてよし曇りてもよし富士の山
         もとの姿はかわらざりけり
山岡鉄舟
かたつむり 富士に登らば登るべし
       精神一到何事か成らざらむ
 山岡鉄舟
人は人我はわれなりとにかくに
         わがゆく道をわれはゆくなり
西田幾太郎

芥川龍之介 アイロニーが好きなので、先頭にもってきました。
侏儒の言葉    理性
理性のわたしに教えたものは畢竟理性の無力であった。
     阿呆
阿呆はいつも彼以外の人々をことごとく阿呆と考えている。
     恋愛
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに価しない。
     自由
自由は山巓の空気に似ている。どちらも弱いものには堪えることはできない。
     人生(一)
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのはバカバカしい。重大に扱わなければ危険である。
     可能
我々はしたいことの出来るものではない。ただ出来ることをするものである。これは我々個人ばかりではない。我々の社会も同じことである。恐らくは神も希望通りこの世界を造ることは出来なかったであろう。
     恋愛の徴候(一)
恋愛の徴候の一つは彼女は過去に何人の男を愛したか、あるいはどういう男を愛したかを考え、その架空の何人かに莫然とした嫉妬を感ずることである。
     恋愛の徴候(二)
また恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見することに極度に鋭敏になることである。
      運命(一)
運命は偶然よりも必然である。
「運命は性格の中にある。」という言葉は決して等閑に生まれたものではない。